前記事の3.具体的な練習法 について、詳しい練習例を分かりやすく紹介していきます。
上達への基本的な方針
前記事で書いたとおり、上達するためには
「クリアできないくらい難しい譜面をやりこむ」
ことが必要で、これをある程度の期間続けていくことが大事だという話をしました。
上記に従って練習していくことになるわけですが、正直な話これだけでは少しアバウトすぎて具体的にどんな練習をすればよいかが分からないと思います。
そこで、ここでは具体的な練習法についてお伝えしていきます。
上達への具体的な練習例
練習の仕方を、具体的な数値などを出して説明していきます。
まず大前提として、この練習法では自分がどのくらいできているかをコンボではなく精度(Acc)で判断します。
なぜかというと、この練習法ではコンボはほぼ繋がらず、あてにならないからです。
それでは見ていきましょう。
スコアでB~Cをとるくらいの譜面が理想
「クリアできないくらい難しい譜面」ということですが、これはもちろん人によって譜面の難易度が変わってきます。なので一概に「この譜面をやれ」と言うことはできません。
ではどのような譜面をプレイしていけばいいかというと
スコアがB~Cくらいになる譜面
をプレイしましょう。パーセンテージでいうと、70%~92%くらいになります。このくらいの難易度の譜面が一番自分を成長させてくれる難易度であると思っています。
だいたい95%以上がとれたら、その譜面はもうだいたいできると判断して練習用の譜面から外します。以後その譜面をプレイしても上達にはあまりつながらないと思ってください。
逆にD(約60%前半以下?)をとってしまうような譜面は、自分にとっては少し難しすぎると判断し、後回しにします。あまりにも難しい譜面からは得られるものが少ないですし、やるのが本当にしんどいです。
NF(No Fail)はつけても問題なし
この練習の際、mod NFはつけても大丈夫です。自分ができないくらいの難しい譜面ともなると、すぐにfailしたり、どこか1箇所だけどうしてもfailしてしまうところがあったりするものです。(超絶連打、超絶ジャンプなど)
このときにNFをつけていないとイライラしてしまう元になります。というかイライラします。なので
NFはつけても全く問題ありません。
少し前にも書きましたが、この練習法ではコンボ数やスコアが0.5倍になることなどはどうでもいいです。NFのあるなしにかかわらず、自分がどのくらいできているかを精度(Acc)で判断します。
それにどうせppは入らないので心配する必要はありません。長い期間続けるために快適な環境を作り出すということだけに重点を置きましょう。
プレイ時のmodはnone推奨
僕の意見としては、この上達法を実行しているときには別にDTやHRを付けても構わないというものでした。しかし他の方の意見を見る限り、特にDTなどは変な癖がついてしまう恐れがあるらしいのです。
なのでここは健全に、できるだけ「none」で練習するようにしましょう。これはできるだけ、程度でいいかなとは思いますが。
練習風景
参考のために、いくつか写真を載せておこうと思います。
僕は赤丸で囲った部分のように、「star>7」と打ち込んでstar7以上の譜面で練習します。「star>7」というのは、star7以上の譜面だけ表示するという意味です。
同様に「star>〇」と打ち込めば、star〇以上の譜面だけを表示させることができます。自分がスコアでC~Bをとれるのはどのくらいなのかが分かったら、その難易度以上で検索をかけて練習する方法がおすすめです。僕は早い譜面が苦手なので「BPM>200」などもよく使います。
この写真をみると、多くの譜面をプレイしていることが分かります。一つの譜面に執着するのではなく、なるべくたくさんの譜面に手を出すようにしましょう。
例外もあるので要注意
実はこの記事を書く前に、「osu! 上達方法」と検索して色々な方が書いている上達法を見てきました。そこで
「難しい譜面ばかりやるのはよくない」
「自分の力にあった譜面をやる」
といったようなものをいくつか見かけました。僕と正反対のことを言っていますね。こういった発言は少なくとも、その筆者自身には当てはまることだと思います。
そのような意見があることを踏まえたうえで、僕としては意見を変えるつもりはありません。やはり難易度の高い譜面のプレイなくして、上達はないと思っています。
しかし、上記のように思っている人がいることも事実です。恐らくこういった発言の裏側には一貫して
難しい譜面ばかりやりすぎて簡単な譜面、遅い譜面ができなくなる ・・・(1)
といったようなことが懸念されているのではないでしょうか。
そこで、(1)のような状態になっている人に限って、僕が提唱する練習法はお勧めしません。悪い癖をさらに加速させてしまう恐れがあるからです。
解決法として、(1)の状態に陥っている人は、とにかくいろいろなタイプの譜面をやるようにしましょう。恐らくですが(1)の状態の人は、ppが欲しいあまりにジャンプ譜面やおいしいDT譜面ばかりやってしまってはいませんか?そのような場合、まずは連打譜面やスピーディな譜面、ゆっくりでテクい譜面など、いろいろな譜面に手を付けてみてください。
とはいうものの正直なところ、ある程度(悪い意味で)尖っていたとしても、それでいいんじゃないかとは思います。ジャンプ譜面でppを上げるのが好きなら、多少尖ってしまうとしてもやりまくっていいと思います。本人が楽しいことが一番ですから。周りの目を気にする必要は全くないです。
ですが大会やマルチで活躍したい!と思いながらも(1)の状態になっている方は、ちょっと訓練する必要があるかもしれませんね。
息抜きも必要
練習すること自体はいいことなのですが、上手くなることを意識しすぎてしまうあまりにイライラする回数などが増え、本来の目的であった
「osu!というゲームを楽しむこと」
ができなくなってしまったら元も子もないです。
そうなってしまわないために、息抜きも必要です。いくつか例を挙げておくと
- 自分の好きな譜面をプレイ(練習法とは関係ない譜面)
- pp上げ
- しばらくosu!から離れてみる
などがあると思います。3.に関しては不思議なことに、しばらくプレイせず戻ってきたら前よりも調子がいい、上手くなっているみたいなことが起こるのです。実際に、長い間離れていたプレイヤーが戻ってきてすぐに実力を戻し、ppを爆上げするという光景を何度か目にしました。
根を詰めるのもいいことですが、楽しみつつほどほどに、ということですね。
これであなたもプロosu!プレイヤーだ!
いかがでしたでしょうか?前回の上達論に引き続き、今回の具体的な練習例で、上達に関する大まかなことは分かってもらえたかなと思います。
繰り返しになりますが、あとはこれを継続して行ってください。そうすればあなたは本当に強いosu!プレイヤーへとぐんぐん近づいていきます。
ライバルのあの人に勝ちたい!憧れのあの人に追いつきたい!追い越したい!
そんな願いも、もはや夢ではありません。あなた自身で、それを現実にしていくのです。頑張ってください。
なにか質問などあれば気軽にどうぞ。お待ちしております。
それでは!
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